20201103

 ふと 思い出した むかしのドラマ『ヤヌスの鏡』の原作の漫画を 読み終わった。
 文庫の 作者あとがき に「今回、文庫化という事で改めて確認してみると、’81年から始まっていて、もう二十年(当時)近く前に 描いたものだったんだと気付き、驚いています。」とあるが、そこから 二十年くらい経った今も まったく遜色ないストーリーだった。
 文庫版のあとがきに 連載当時の ラスト の 読み手の反応も 記されているが そこから四十年経った今は このラストであることのほうが、腑に落ちる感じがする。 
 わたしの場合は、ここ二年ほどで読んだ 何冊かの 河合隼雄さんの本が 解説のように生きている。今でも 読んだ本というのは 一部であることには 変わりないけども 河合隼雄さんの本がなければ 人間の心の深層のしくみの その一部もわからず こういう話なんだなあ と いう ごく表面しか とらえられなかったと 思う。
 もちろん 河合隼雄さんの本を読んでいなくてもわかる すばらしいストーリー、登場人物の表情などが、これから わたしが ものをみる時に 生きてくると思う。
 良い作品を読み、友人とSNSでやり取りをし、今 この作者の本を読んでいる友人がいたことで、わたしも 刺激され そのほかの 作品にも 興味を持ち始めている。
 同じ年頃の友人は その頃の時代が同じということもあるのと、地方にいて 都会で作られた物語を読むという構造を知っているひとと話が出来るというのは、なかなか かなり たのしい。
 日頃は 生活にネットが入り込み過ぎている と 思っているけど、たのしみにふれた時には 四十年前に想像しなかったこのシステムをどう使うかは 自分次第だと思う。 
 
 昨日の夜にみた夢
 ATMにいて、不思議な気持ちになっている。郵便で考えると、入金は投函だし、出金は、受取り だし、と。投函してくれた人がいて、受け取る人が いる場所、ATM。
 夢の話終り

20201103